埼玉県警に詐欺などの疑いで逮捕された無職女(34)=東京都豊島区、詐欺罪で起訴=の知人男性が相次いで不審死した事件で、女が県警の調べに、交際相手だった東京都千代田区の会社員大出嘉之さん=当時(41)=が遺体で発見される前日に「一緒にいた」と供述していることが27日、分かった。
大出さんは8月6日朝、埼玉県富士見市の駐車場の乗用車内で、練炭による一酸化炭素中毒で死亡しているのが見つかった。県警によると、女は同5日夜、大出さんと現場の駐車場で一緒にいたことを認めた上で「別れたので、その後は知らない。自殺したのではないか」と供述している。
女が結婚相手を探すためのインターネット上のサイトを使い、詐欺事件の被害者と知り合ったことも県警の捜査で判明。県警は大出さんが女と知り合った経緯を調べる。
起訴状などによると、女は昨年8月から12月にかけ、結婚相手を探そうとサイトに会員登録していた長野県塩尻市の50代男性と静岡県の40代男性に「学費が未納で卒業できない。卒業したらあなたに尽くします」などと、うその結婚話を持ち掛け、50代男性から約190万円、40代男性から130万円を詐取した。
詐取した金はクレジットカードの返済に充てており、県警は女が生活費目的で詐欺を繰り返したとみている。
埼玉県警は、50代男性への詐欺容疑で9月25日に女を逮捕、同30日に40代男性への詐欺容疑で再逮捕した。10月21日に2件の詐欺罪で起訴。県警は同日、長野県の別の50代後半の男性と埼玉県ふじみ野市の30代後半の男性への詐欺未遂容疑で再逮捕した。県警によると、女は逮捕容疑についていずれも認めている。
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