5日の東京株式市場は、世界経済の先行き不透明感が増したことを警戒して、ほぼ全面安の展開となり、日経平均株価(225種)終値は前日比298円89銭安の1万0057円09銭と大幅続落した。終値としては昨年12月10日以来、約2カ月ぶりの低水準。
全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)も19・31ポイント安の891・78。出来高は約22億9300万株だった。
前日の米株式市場が大幅下落するなど、各国の株式相場が総じて軟調だったことを受けて、朝方から売りが先行。平均株価は一時、前日終値と比べ320円近く下げた。
午後に入り、外国為替市場で円高の進行が一服したことから買い戻しも入ったが、アジアの主要株式市場が軒並み安くなったことで、再び下げ幅を広げた。
市場関係者は「世界同時株安の様相で、景気の二番底懸念が再び出てきた。国内経済の回復が遅れる可能性も生じている」と話している。

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