気象庁は10日、南米ペルー沖の海面水温が下がり世界的な異常気象をもたらすとされる「ラニーニャ現象」が継続中との監視速報をまとめた。
過去の統計では、ラニーニャ発生時の西日本は少雨となることが多く、気象庁は降水量が平年の55%だった西日本の今秋(9-11月)はラニーニャが影響した可能性があるとみている。世界的には、タイ北部の低温やフィリピン周辺の多雨、南米太平洋沿岸の低温の原因となった可能性があるという。
ペルー沖の監視海域では11月の平均海面水温は基準値(過去30年の平均)より1・6度低く、10月と同じ23・5度だった。赤道域の上空では、ラニーニャの一因となる東風の強い貿易風が吹いている。
ラニーニャ発生時の日本の冬は、上空に寒気が南下しやすくなるため寒い冬が多い。
(共同通信社)
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