福田康夫首相は10日午後の参院決算委員会で、独立行政法人(独法)改革に関し「本当に必要なものは残すが、それ以外はすべていろいろな形に変わってもらう」と述べ、整理合理化計画の早期策定の意向を重ねて強調した。渡辺喜美行政改革担当相も「独法改革は今、ようやく出口に近づこうとしている。聖域なく見直す」と表明した。
首相は、特別会計の積立金活用をめぐる「埋蔵金」論争に関連し「一過性の消費に大事な剰余金を回すことは避けるべきだ」と指摘し、財政融資資金特別会計の積立金取り崩し分は国債の返済に充てる方針を示した。
大塚宗春会計検査院長は、1995年度からの10年間で、税金の無駄遣いなど不適切な経理処理が2598件、総額計1484億円に上ると指摘。このうち248件、約94億円について「是正処理が完了していない」と述べた。
中村博彦(自民)、魚住裕一郎(公明)、又市征治(社民)各氏らへの答弁。
(共同通信社)
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