千葉県市原市のアパート経営刈米祐夫さん(90)が自宅で殺害された事件で、犯人が侵入する際、施錠された台所の窓を割るのに使ったとみられる長さ約30センチのバールが庭で見つかり、市原署捜査本部が押収していたことが9日、分かった。
室内の金庫にはバールでこじ開けようとしてできたとみられる傷跡があることも判明。犯人は無施錠の玄関を侵入口に選ばず、バールも放置しており、捜査本部は手慣れた窃盗犯の可能性は低いとの見方を強めている。
これまでの調べでは、金庫は高さ約1メートルで、扉側を上にして倒されていた。扉は開けられておらず、中の現金約900万円と預金通帳数通などは手付かずのままだった。
刈米さんはベッドの上で口と鼻から血を流して死亡。事件発覚時、庭に面する縁側の雨戸が約50センチ開いていた。
捜査本部は、室内を物色していた犯人が刈米さんに気付かれて殺害した後、玄関を通らず雨戸を開けて逃走、庭にバールを捨てたとみている。
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