千葉県香取市の側高神社で13日、羽織はかま姿の氏子が2組に分かれて本殿前の広場に座り、付けひげをなでるユーモラスなしぐさで、相手に酒を飲むよう強いる奇祭「ひげなで祭」(市無形文化財)が開かれた。
約800年前の鎌倉時代に氏子が祭りの当番を引き継ぐ行事として始まり、五穀豊穣と子孫繁栄を願う。大きなひげを付けた昨年の当番が、約2合(360ミリリットル)のわんで酒を勧めると、ひげがない今年の当番は飲み干さなければならない。
昨年の当番の氏子約20人と今年の当番約25人が数人ずつ“登板”。ひげをなでる動きに合わせて、今年の当番がわんの酒を次々と豪快に飲み干すと、見物客からは「おー、よくやった」と歓声がわいた。
※写真=「ひげなで祭」でひげをなでる氏子たち=13日午後、千葉県香取市の側高神社
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