【ベオグラード14日共同】20日に行われるセルビア大統領選挙で、現職のタディッチ大統領の有力対抗候補となっている極右民族派、セルビア急進党のニコリッチ党首代行が14日までに共同通信と会見し「いかなることがあってもコソボを放棄しない」とコソボ自治州の独立を容認しない姿勢を示した。コソボが独立宣言した場合には“国境”封鎖を政府に求め、さらに欧州連合(EU)が独立を支持した場合には加盟交渉凍結などの措置を促すとした。
セルビアでは国家運営の実権はコシュトニツァ首相率いる連立政権が握るが、野党のセルビア急進党は議会第1党で、ニコリッチ氏が大統領に当選すれば影響力は増大する。
ニコリッチ氏は自らを「EU懐疑派」と呼び、セルビア経済の立て直しに向けたEUの重要性を認めながらも「加盟条件としてわれわれに領土放棄を求めるのであれば加盟はできない」とした。
※写真=13日、ベオグラードのセルビア急進党本部で、インタビューに答えるニコリッチ党首代行(共同)
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