伝統的な道祖神祭りの一つである「あくまっぱらい」が十三日夜、秦野市堀山下の上関地区で行われた。
「あくまっぱらい」は小正月に各家庭の疫病神を追い払い、無病息災を祈る行事。市内でも戦前までは各地区で行われていたが、戦後途絶えた。同地区では一九七八年に復活した。
この日は小学生を中心にした地元の子供たち八人が、てんぐやおかめ、大黒などの面をかぶり、装束を身につけて約四十軒を回った。各家庭の座敷などで御幣を振り、「あくまっぱらい、あくまっぱらい」と口ずさみながら円を描くように回って疫病神を追い払い、終わると家人に道祖神のお札などを手渡した。
保存会の会長は「昔は子供の数が多くて、男子だけしか参加できなかったが、最近は少子化で女子を入れても数が集まらない」と継続の難しさを語った。
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