顔をすっぽり覆い隠すほどの特大の茶わんで抹茶を振る舞う伝統行事「大茶盛り」の初釜が15日、奈良市の西大寺であり、参拝客らが新春の一服を楽しんだ。
茶わんが直径30-40センチなら、お茶をたてる茶せんも特注品で36センチ。5-6人分の抹茶の入った茶わんは約7キロもあり、女性客らが両脇から支えてもらいながらお茶を飲むユーモラスな姿に、お茶席は和やかな笑い声に包まれた。
鎌倉時代に西大寺を再興した僧叡尊が、正月の法要が無事に終わったお礼として神社に奉納したお茶の余りを参拝者に配ったのが由来で、750年以上続いているとされる。
幼なじみの友人2人と来た奈良市の大学4年、竹内真理子さん(22)は「学生最後の思い出に来ました。作法をそれほど気にしないでいいので、なじみやすい雰囲気でした」と笑顔で話した。
※写真=「大茶盛り」の初釜で特大の茶わんで振る舞われた抹茶を楽しむ参拝客=15日午前、奈良市の西大寺
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