名古屋市の地下鉄談合事件で、逮捕された鹿島、清水建設の営業担当者が名古屋地検特捜部の調べに対し、それぞれの共同企業体(JV)が落札予定だった工区を昨年2月の入札前に入れ替えた「再談合」について、認める供述を始めたことが10日、分かった。
大手ゼネコンによる2005年末の談合決別宣言後の談合を担当者が認めたことで、ゼネコン各社の責任が厳しく問われることになりそうだ。
関係者によると、鹿島の名古屋支店次長浜島哲郎容疑者(57)と、清水建設名古屋支店の元営業部長河島嘉容疑者(61)は2月28日の逮捕直後、決別宣言後の談合行為を否定。自由競争で入札し工事を落札したと主張していたが、その後の調べに再談合を認めたという。
2人は談合仕切り役の大林組名古屋支店の元顧問柴田政宏容疑者(70)らと共謀し、05年12月中旬、地下鉄桜通線の延伸工事を落札するJVなどを決め、談合した疑いで逮捕された。
(共同通信社)
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