【ワシントン15日共同】クローン牛肉などを食べても安全とした米食品医薬品局(FDA)の最終報告を受け、米農務省のナイト次官(市場担当)は15日午後、記者会見で、業界に対する従来の販売自粛要請は当面継続すると述べた。
消費者の抵抗感などに配慮したとみられ、次官は「市場で調整されるまでの移行期間で、安全性の観点からではなく、市場の受容の観点からだ」と強調、販売開始に向けて業界の代表者を集めて会議を開くとした。自粛継続期間は「予断を避ける」として明らかにしなかった。
また現在、米国内にいるクローン牛は約570頭と判明した。
上院は、より慎重な審査をFDAに求めてきた。米非営利団体の食品安全センターは同日、「大部分の国民はクローン食品を望んでいない。一握りのバイオ企業の利益を優先した」と非難する声明を発表。クローン食品への反発は依然強い。
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