【ワシントン17日共同】17日付の米紙ワシントン・ポストによると、米軍を中心とした多国籍軍がイラクで2007年に実施した空爆が1447回に達し、前年の6倍以上に急増したことが分かった。米軍は今後も空爆を強化する構えで、市民の犠牲拡大への懸念も強まっている。
空爆は国際テロ組織アルカイダなど過激派の拠点壊滅や、米軍地上部隊の後方支援などが目的。回数が増えたのは、昨年の米軍増派に加え、攻撃目標に関する情報が豊富になったことが背景にあるという。06年は229回だった。
住宅地などへの空爆で一般市民が巻き添えになる例も相次いでおり、国連イラク支援団(UNAMI)によると、空爆が急増した昨年4月から年末までの間、市民の犠牲は200人以上に達した。
またアフガニスタンでも、米軍などが07年に実施した空爆は3572回に上り、前年から倍増。05年の20倍以上に達した。
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