【カイロ19日共同】イスラム教シーア派の最も重要な宗教行事の一つ「アシュラ」が19日最高潮を迎え、イラク中部の聖地カルバラに信者ら約250万人が集まった。アシュラはこれまで、シーア派を異端視するスンニ派武装勢力によるテロの標的となっており、イラク政府はカルバラに治安部隊2万5000人と多数の軍用車両を配備し厳戒態勢を敷いた。
だが北部キルクークでは同日、アシュラの行列を狙った爆弾が爆発、2人が死亡。シーア派住民が多数を占める南部バスラとナシリヤでは18日から19日にかけ、シーア派のカルト集団と警察が衝突、フランス公共ラジオによると70人以上が死亡するなど、昨夏以降で最大規模の衝突に発展した。
多数のシーア派信者が集まるアシュラの際には、スンニ派武装勢力による襲撃が多発しており、2004年3月にはカルバラとバグダッドで同時爆弾テロが発生、計約180人が死亡する惨事となった。
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