関西空港で14日、中国人の男性(28)が中国行きの日本航空便に搭乗する直前、無断でボーディングブリッジ(搭乗橋)を下りて一般人の立ち入りが禁止された制限区域に侵入、さらにチェックゲートから空港外に出ていたことが20日、分かった。
搭乗橋のドアが無施錠だった上、日航便やゲートの警備員が男性に気付かなかった。テロなどを未然に防ぐため空港警備の徹底が求められる中、日航や関西国際空港会社の態勢の甘さが露呈した形だ。
男性は関西空港駅から電車で対岸に渡ったが、その後、関係者に促されて14日深夜に関西空港署に出頭した。「日本で働きたかったので逃げた」と話している。問題の日航便の出発が約17分遅れたほかは運航に支障はなかったが、同署は両社に再発防止を申し入れた。
出頭を受け同署は、出国手続き後に日本国内にいたため入管難民法違反容疑で逮捕したが、処分保留で釈放。男性は17日、日航便で帰国した。
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