民主党の小沢一郎代表は21日の衆院本会議での代表質問を鳩山由紀夫幹事長に任せ、自身は登壇しなかった。周辺は「役割分担」とするが、年内にも想定される衆院解散・総選挙で政権交代を目指す党のトップとして、取り組み姿勢に疑問符が付きそうだ。党内では「性格なので仕方がない」とあきらめにも似た声が漏れている。
首相が内政、外交全般にわたって見解を示す年頭の施政方針演説に対しては、各党代表が質問に立つのが通例で、小沢氏も昨年は登壇した。
しかし今回は早々と鳩山氏に決定。小沢氏周辺は「9日に党首討論をしたばかり。国会の責任者は鳩山氏だから譲っただけだ」と説明するが、鳩山氏は「現実に政権をとったときには小沢代表が(首相として演説)するから大丈夫。今はわれわれに機会を与えてくれているということだ」と、記者団の質問をかわすのに精いっぱいだった。
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