【イスラマバード21日共同】パキスタン最大の民放ジオ・テレビが21日、昨年11月3日の非常事態宣言で放送停止とされて以来、同国で一般的なケーブルテレビでの放送を79日ぶりに再開した。ほかの民放は既に放送を再開しており、これで全民放ニュースの視聴が可能になった。
2月18日に控える総選挙を公正に実施するため、欧米諸国などから報道の自由を求める声が強まっていた。ムシャラフ大統領は欧州歴訪中で、報道規制への批判をかわす目的で放送再開を認めたとみられる。
ジオ・テレビによると、ほかの民放は、大統領や政府を「中傷」する放送を禁じた新たな放送規則に署名したが、ジオ・テレビは同規則に署名していないという。放送停止中の広告料減少などによる1日当たりの損失額は約50万ドル(約5300万円)だった。
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