財務省は23日、国民が所得からどれだけ税と社会保険料を支払っているかを示す国民負担率が、2008年度に40・1%と過去最高となる、との見通しを発表した。07年度の40・0%から微増にとどまるものの、高齢化の進行で社会保障負担が年々高まっていることなどから、5年連続で上昇する。
社会保障負担は前年度から横ばいの15・0%。04年の年金改正で毎年、公的年金の保険料が引き上げられているが、08年度は診療報酬改定に伴い医療費の伸びが抑制され、年金負担の増加分がほぼ相殺される。
租税負担も横ばいの25・1%。大規模な増減税など大きな制度改正がないため、国民所得比の負担は変わらない。
財政赤字を加えた潜在的な国民負担率も、財政赤字が横ばいだったことから43・5%と07年度と同水準となる。
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