「鳴門わかめ」で知られる徳島県鳴門市の里浦漁協が、通常より早く刈り取ったワカメを「芽生えわかめ」と名付けて売り出した。
ワカメは11月、胞子をつけた縄を海へ入れ2メートルほどに育った3月前後に収穫、葉とかたい茎を分け長期保存できるよう加工する。「成長途中でやわらかい茎の歯応えと風味は、育ち具合を見る時に採って食べていた漁師だけが知っていた味」と、商品化の中心になった後藤昭重さん(52)。
鳴門沖で刈り取ってすぐ生で発送。湯に入れると茶褐色から深緑色に変わり、磯の香りが立つ。
12月末から2月中旬の限定で賞味期限も短いが、最高の味を伝え、主力の加工ワカメに目を向けてもらうのが狙い。後藤さんは「新しいことをやらないと生き残れず、後継者も出来ない」と話す。
※写真=「芽生えわかめ」を刈り取る後藤昭重さん=16日、徳島県鳴門市沖
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