【バンコク28日共同】タイ下院は28日、タクシン前首相派、国民の力党のサマク党首(72)を新首相に選出した。同党は昨年12月の下院選で第1党となり、中小政党と連立政権樹立で合意した。2006年9月のクーデター後、軍部主導の暫定体制が続いていたタイは、クーデターで失脚したタクシン派の復権という形で民政復帰を果たす。
サマク氏は473票のうち、310票を獲得。プミポン国王の承認を経て、首相に正式就任する。新内閣には、タクシン氏の腹心が主要閣僚として複数入閣する見通しで、新政権は事実上の亡命状態にあるタクシン氏の強い影響を受けそうだ。
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