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 全国各地の役所などで昨年見つかった「修業の糧」などと書かれた手紙付きの1万円札が、持ち主が現れないまま遺失物法の保管期間を迎えていることが29日、分かった。発見者に渡されたり、自治体が引き取ったりし、世間を騒がした「謎の金」は誰が何のために置いたのか不明のまま処理されている。

 昨年7月までに全国の役所や墓地などで発見された1万円札は計450枚以上。1枚ずつ「報謝 一人一封」と記載された紙に包まれて置かれ「同封の遺産金1万円を修業の糧としてお役立て下さい」などと毛筆で書かれた手紙が同封されている点が共通していた。

 当時の法律で定められた保管期間は半年と14日間(昨年12月に3カ月間に改正)だったため、現在までにほとんどが期限を迎えている。

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