防衛省は2日、収賄容疑で起訴された前事務次官の守屋武昌被告が休日に業者とゴルフを繰り返していた問題を踏まえ、休日や夜間の幹部の所在を確認するため衛星利用測位システム(GPS)対応の携帯電話を導入する方針を固めた。一時はハッキング(不法アクセス)や傍受による情報漏れの危険があるため配備を見送ったが、防止対策が可能と判断した。
守屋前次官の休日ゴルフは業者との癒着だけでなく、危機管理の面でも問題が指摘された。ただ、同省では事件を契機に、週末の居所を事前に届け出ることを義務化。このためGPS携帯導入に対しては「電話がつながれば危機対応はできる。過剰反応だ」との不満が省内にくすぶっている。
配備先は防衛相や事務次官、内局の主な局長、統合幕僚監部・陸海空各幕僚監部のトップと副長ら20人前後。
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