葉山町の森英二町長は十二日、副町長を廃止する方針を明らかにした。四年間で給与や退職金など約八千二百万円の削減になるという。議会に条例案を提出する。また、不祥事で昨年暮れに相次いで辞職した前町長と前副町長に退職金の返還を求める意向も表明した。
森町長は副町長の廃止について「経費削減が目的。以前から公約に掲げており、今回の不祥事とは関係ない」と説明。「大きな自治体と異なり、職員数約二百八十人の葉山町役場は部長と町長が直接、意思疎通でき、副町長を通す必要はない」などと述べた。副町長の人件費は年間千八百四十万円。条例を設けて副町長を廃止するのは湯河原町に続き県内で二番目。町長自身の報酬減額も検討しているという。
また、森町長は「町民感情として、不祥事で任期途中で辞めているのに、まるまる退職金が出るのはいかがなものか」などとして前町長、前副町長に対して退職金の返還請求を行う考えも明らかにした。法的な請求が困難な場合などは「自筆の手紙を送ってでも請求する」と述べた。
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