【ベルリン13日共同】開催中の第58回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に日本から出品した「母べえ」の記者会見が13日、ベルリン市内のホテルで行われた。山田洋次監督は太平洋戦争期の悲劇を描いた作品をめぐり「今日の国際情勢を見ると、戦争の歴史からもっと学ばなくてはいけない。そう思ってこの映画を作った」と意義を強調した。
主演の吉永小百合さんも「二度とあんな時代に戻ってほしくないという願いを込めて演じた」と話した。
「母べえ」は1940年前後の厳しい時代を、懸命に生きた家族の物語。吉永さんは、文学者の夫を治安維持法違反で逮捕されて悲しみに暮れながらも、娘たちを気丈に守る母親を熱演した。
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