各紙が一面でその死を報じる映画監督はそんなにはいない。市川崑監督(92)は数少ないうちの一人だった。 スパモニは「東京オリンピック」「犬神家の一族」「ビルマの竪琴」と代表作を振り返りながら、インタビュー映像を折り込んで行く。なかで印象的だったのは、「僕が映画界のお役にたてたことはそんなにはないけど、あるとすれば、和田夏十という脚本家を発見したことくらい」と、1983年に亡くなった妻をたたえた場面。才能のある愛妻と死別してから20年以上も過ごした寂しさをうかがわせ...
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