今月11日まで行われたカーリングの日本選手権は男子で初出場の東大が準優勝し、関係者を驚かせた。選手4人の構成は東大の学生1人と大学院生2人に、東京農工大の大学院生1人とインテリぞろいだ。
チームは大学の体育会ではなく、東京都協会に所属。東大の3人は神奈川・栄光学園中時代からの同級生で、高校卒業まで一度もカーリング経験がなかったという。
東大大学院でバイオテクノロジーを専攻するスキップの岩永直樹は「大学から始めても、ちょっと頭を使えば何とか勝てるようになるかもと思った」と、この競技を選んだ理由を語る。
秋から冬にかけて毎週のように長野県内に遠征。3年前から長野五輪の女子日本代表で東京都協会の大沢明美(旧姓丹羽)理事の指導も受け、急成長した。経験は浅くても研究する作業は得意だ。大沢理事は「記憶力と学習能力が抜群に高い」と舌を巻く。
メンバーの1人は今春卒業し、銀行に就職するが競技は続ける。あと一歩で日本一を逃した選手たちは「来年こそは優勝」と口をそろえた。
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