高さ約120メートル、幅約73メートルの4段の滝が凍る光景が有名な茨城県大子町の「袋田の滝」が、2年連続で氷結していない。「以前は毎年のように凍り、上まで登ることができた」と関係者は話すが、町によると、ここ14年間でアイス・クライミングができるほど凍ったのは3回だけ。
今年は1月に薄い氷が滝の表面を覆ったが、寒波が持続せず、日中には溶けてしまった。滝が凍らない年は観光客が激減、地元の人々は「温暖化の影響だろうか。今後まったく凍らなくなるかも」と懸念している。
大子町によると、5年ぶりに分厚く全面氷結した2006年1月には約7万3000人の観光客が訪れたが、暖冬でまったく凍らなかった翌07年1月の観光客は約2万6000人と激減。今年1月の観光客も約3万5000人にとどまった。
水戸地方気象台によると、大子町ではこの冬、氷点下8度まで冷え込むこともあったが、寒い日が続かないという。
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