福田康夫首相は27日夕、官邸でイスラエルのオルメルト首相と会談し、日本の中東和平支援構想「平和と繁栄の回廊」の早期実現に向け緊密に協力していくことで一致した。両首脳は会談後にそろって記者会見し、政治、経済関係の強化などを盛り込んだ両国間で初の共同声明を発表した。
福田首相は会談で、オルメルト首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長による和平協議の継続を支持する考えを伝え、「日本も最大限の支援を行う」と表明。平和と繁栄の回廊構想推進のため、日本、ヨルダンを加えた4者による第3回閣僚級協議の早期開催に向け調整することになった。
経済面での関係強化では、具体的な協力分野を話し合うための共同作業部会の新設で合意。宇宙開発など科学技術分野での協力拡大や、日本とイスラエルの外交関係樹立から60周年を迎える2012年に記念事業実施を目指すことも共同声明に盛り込んだ。
オルメルト首相はイランの核保有阻止に向けた日本の取り組みに謝意を示した。
※写真=共同記者発表を終え握手するイスラエルのオルメルト首相(左)と福田首相=27日午後7時18分、首相官邸
(共同通信社)
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