29日の東京外国為替市場の円相場は、米経済の先行きに対する懸念からドルが主要通貨に対して売られたことから円高ドル安が進み、円は1ドル=104円台前半へ大幅続伸した。東京市場で104円台前半を付けたのは、2005年3月中旬以来、約2年11カ月ぶり。ドルは対ユーロでも1ユーロ=1・5237ドルを付け、ユーロ導入以来の最安値となった。
東京株式市場も円高を嫌気して日経平均株価(225種)は、前日比322円安の1万3603円と大幅続落。下げ幅は一時392円まで拡大した。
市場関係者は「米景気後退が避けられないとの見方で、投資資金がドルから逃避する動きが強まっている」(大手銀行)と指摘。円高がさらに進めば、輸出企業の収益を圧迫し、国内景気にも悪影響を及ぼすとの懸念が広がりそうだ。
午後5時現在は、前日比2円06銭円高ドル安の1ドル=104円33-35銭。ユーロは1円71銭円高ユーロ安の1ユーロ=158円91-95銭。
(共同通信社)
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