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 1967年に茨城県で起きた強盗殺人事件の犯人として無期懲役が確定した元被告2人に再審開始決定が出た「布川事件」の即時抗告審で、弁護団は29日、「自白テープ」の作成経緯の検証結果など14点を新証拠として東京高裁(門野博裁判長)に提出した。

 証拠提出は同日が最後。弁護団は、5月8日までの最終意見書提出を経て、高裁が今夏にも結論を出すとみている。

 テープは事件で逮捕された桜井昌司元被告(61)が、茨城県警の取り調べで犯行を自白した状況を録音したもの。弁護団は音声に録音の中断やテープの切断、接着をした痕跡がみられるとして今回、当時の機材を使って録音手順を再現した。

 弁護団は「テープは警察にとって都合の良い自白だけを残すよう編集したもので信用性はない」と主張している。

 事件は67年8月、茨城県利根町布川の大工の男性が自宅で殺害されているのが見つかり、10月、別事件で逮捕された桜井元被告と杉山卓男元被告(61)が自白した。

(共同通信社)

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