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米ロサンゼルスで一九八一年に起きた銃撃事件で、日本で無罪が確定した元会社社長、三浦和義容疑者(60)の逮捕を受けて、当時、捜査に当たったロサンゼルス郡検察の元首席捜査官ジミー佐古田氏(72)が一日、ロサンゼルス近郊で記者会見し、共謀罪がない日本での立証は難しかったが、米国でなら立証は可能との認識を示した。

 サイパンでの元社長逮捕後、佐古田氏が記者会見したのは初めて。

 会見で佐古田氏は、無罪確定に関連し、共謀罪が日本にはないため日本の検察は「立証が難しいことを(自ら)認識していた」と指摘した。

 一方、「カリフォルニア州の法律なら(有罪に持ち込める)確実な事件だと思っていた」と強調。八八年に逮捕状が出て以降「(新たな)何かがあればプラスだし、何もなくても前進できる」と述べ、新証拠の有無は明確にしなかったが、立証に必ずしも必要でないとの見解を示した。
 佐古田氏は現在、公的な立場では捜査に関与していないが、ロス市警の捜査官らと情報交換はしている。

 銃撃の実行犯に関しては「誰なのかは知っているが、知っていることと、逮捕や有罪に持ち込むことは違う」と述べたが個人名は示さず、三浦元社長の逮捕は「とてもうれしかった」と話した。

 佐古田氏は首席捜査官になる前、市警のアジア特捜隊長として捜査に関与し、昨年、旭日小綬章を受けた。会見は約一時間に及び、前半は現在までの経過を詳細に説明した。

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