自民党が、道路特定財源問題をめぐる菅直人・民主党代表代行の発言や、民放番組の内容に対し「看過できない」(幹部)と訂正、謝罪要求を繰り返している。
党内では「執行部には今後の批判を封じる思惑があるのだろう」(ベテラン議員)との見方の一方で、「むしろ追い込まれて余裕がなくなっているように映る」「国民にいい印象を与えない」(閣僚経験者ら)と疑問の声も上がっている。
きっかけは、菅氏が1月末のテレビ朝日番組で自民党道路族の実力者である古賀誠選対委員長や二階俊博総務会長を「見るからにこの(道路)利権だけは放さないという決意が表れている」と攻撃したことだった。
これに反発した二階氏の問題提起を受け、自民党執行部は2月1日以降、菅氏に対し謝罪を求める抗議文や公開質問状を再三送付。その度に記者会見などで菅氏や番組内容を批判してきた。
さらに2月29日には、テレビ朝日の別の番組で放映された道路財源の現状に関する報道内容に事実誤認があったとして、NHKと民放でつくる放送倫理・番組向上機構(BPO)に審査を申し立てた。
(共同通信社)
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