丸八証券(名古屋)が主幹事を担当した上場企業の株価を不正に維持したとされる事件で、名古屋地検特捜部は4日、証券取引法=現・金融商品取引法=違反(相場操縦)罪で、同社元会長吉田則雄(67)、元リテール本部長村上信雄(59)、元副本部長嘉山幸男(52)の3容疑者と法人としての同社を起訴した。
相場操縦で証券会社のトップを務めた元役員と会社自体が起訴されるのは初めて。証券取引等監視委員会は同日、3人と同社を特捜部に刑事告発した。
調べに対し、吉田被告は「株価操作を指示した事実はなく、一切関与していない」と否認。村上、嘉山両被告は大筋で認めた上で「元会長から『公募価格が割れないように』と株価操作を明確に指示された。(経過も)随時報告した。自分たちには動機がない」と供述しているという。
(共同通信社)
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