奈良県の国営飛鳥歴史公園事務所発注工事をめぐる価格漏えい事件で逮捕された国土交通省キャリア上島晃嗣容疑者(52)が、大阪地検特捜部の調べに、後輩の元所長高松正彦容疑者(43)に漏えいを働き掛けた見返りに落札業者から現金を受け取ったことを認めたことが4日、関係者の話で分かった。
落札した「槙峯建設」(奈良県高取町)社長槙峯和也容疑者(67)=談合容疑で再逮捕=と高松容疑者も現金の授受を認めており、特捜部は来週にも、上島容疑者をあっせん収賄、高松容疑者を加重収賄、槙峯容疑者を贈賄の各容疑で立件する方針を固めた。
関係者によると、2005年7月に実施された同公園事務所発注の「甘樫丘地区のり面防災工事」の指名競争入札で、槙峯容疑者の依頼で上島容疑者は高松容疑者に非公表の予定価格(5207万円)を漏らすよう要求。上島、高松両容疑者は見返りに槙峯容疑者からそれぞれ現金50万円を受け取った疑いが持たれている。
(共同通信社)
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