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 水俣病未認定患者が国や企業などに損害賠償を求め昨年4月に提訴した新潟水俣病第3次訴訟で、原告が求めた裁判手数料の支払い猶予に国が抗告したことから第1回口頭弁論が1年近く開かれていないとして、原告側が6日、弁論の早期開始を求める文書を新潟地裁に提出した。

 文書は「抗告手続き中でも審理を開くことは可能」と主張。国については「抗告で訴訟の開始を遅らせ、原告患者らを一層大きな苦境に陥らせている」と批判している。

 原告側は、11人分の裁判手数料計約200万円について、患者らの収入が少ないとして支払いを一定期間猶予する「訴訟救助」を申請。新潟地裁は認めたが、国は「世帯収入を示す資料が不十分」として昨年7月、東京高裁に抗告、まだ決定は出ていない。

 新潟地裁は「抗告に伴い訴訟記録が東京高裁にある」として昨年11月に予定されていた第1回口頭弁論を2回にわたり延期。今月6日に開くことになっていたが、さらに延期された。

(共同通信社)

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