【バンコク7日共同】タイ警察は6日、「死の商人」と呼ばれるロシアの武器密売業者ビクトル・ボウト容疑者(41)をバンコクのホテルで逮捕した。ボウト容疑者は旧ソ連の軍人で、アフリカなど紛争地への大規模な武器密輸を手掛けていた疑いが持たれている。米当局者もタイ警察の捜査に合流しており、国際的な密売組織の実態解明を目指すとみられる。
タイ警察によると、ボウト容疑者は今年1月ごろ、武器取引をめぐりコロンビアの左翼ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)と接触するためタイに入国。警察は米当局の情報を基に、ボウト容疑者のほか、別のロシア人ら6人も拘束した。
ボウト容疑者は、20万丁のライフル銃をボスニア・ヘルツェゴビナからイラクに密輸した疑いなども持たれている。警察の事情聴取に対しては「ゲームは終わった」と語っただけで、黙秘しているという。
(共同通信社)
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