日本製紙はケナフなど非木材原料を使った手帳用や封筒用の原紙で、王子製紙子会社の王子特殊紙(東京)も特殊印刷用紙などで、それぞれ配合率を偽装していたと7日発表した。日本製紙は1994年から、王子特殊紙も95年からと、ともに10年以上にわたり偽装していた。
経済産業省は7日、非木材紙についての調査報告を締め切り、新たに日本製紙、王子特殊紙のほか中小業者の数社が配合率を偽装していたことが発覚。各社は製品の品質確保などを理由に挙げているが、再生紙の古紙配合率偽装問題に続く「環境軽視」の姿勢に批判が高まりそうだ。
日本製紙は、ケナフ配合率の基準を30%としていた手帳用原紙を2000年から伏木工場(富山県高岡市)で生産。01年から偽装し、03年から生産終了の07年まではケナフを全く配合していなかった。
王子特殊紙は、特殊印刷用紙などのケナフや竹の配合率を偽装していた。
(共同通信社)
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