香川県丸亀市で2006年11月、新聞配達員の秋山正三さん=当時(64)=を殺害し現金などを奪ったとして、強盗殺人などの罪に問われた同県坂出市の元飲食店店員の少年(19)に、高松地裁は11日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。
判決理由で菊池則明裁判長は「体力的に劣る被害者に一方的に暴行を加え、金品を奪った冷酷で悪質な犯行」と述べた。
菊池裁判長は、被告が頭部を集中的に何度も踏み付け、被害者のポケットをまさぐっていることから、確定的な殺意と強盗の犯意を認定。行動には合理性や一貫性があると指摘し、弁護側の「傷害致死と窃盗にあたる」「酒に酔っており心神喪失か心神耗弱状態だった」という主張をいずれも退けた。
判決によると、少年は06年11月1日早朝、丸亀市大手町のビルの踊り場で秋山さんをけって転倒させ顔を踏み付けて殺害。現金4万2000円と腕時計を奪うなどした。
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