奈良県の国営飛鳥歴史公園発注工事をめぐる贈収賄事件で逮捕された「槙峯建設」(奈良県高取町)社長槙峯和也容疑者(67)が、大阪地検特捜部の調べに「2件の工事の利益は500万円しかなかったが、200万円をわいろに使った」と供述していることが11日、分かった。
受注額は計9100万円だった。公共工事の減少で経営は苦しかったとされ、槙峯容疑者は「受注実績を作りたかった」と説明しているという。
関係者によると、槙峯容疑者は2003年6月ごろ、親交のあった国土交通省キャリア上島晃嗣容疑者(52)=競売入札妨害容疑で逮捕=が出張で奈良県を訪れた際、所長に着任した直後だった後輩キャリア高松正彦容疑者(43)=加重収賄容疑で再逮捕=を紹介してもらった。
その後、工事の予定価格を教えてほしいと高松容疑者に直接依頼したが断られ、上島容疑者に口利きを依頼したという。
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