北大西洋の海流、メキシコ湾流は、熱帯から運んできた熱を放出することで、上空にある大気の広い範囲に、大きな影響を及ぼしていることを、北海道大と海洋研究開発機構の研究グループが突き止め、13日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
気候変動による政府間パネル(IPCC)などは、地球温暖化が進むと湾流の流れが弱まる可能性が高いと指摘しており、グループの見延庄士郎北海道大教授は「流れが弱まれば欧州や日本など、広い範囲の気候に影響が及ぶ可能性がある」と指摘している。
研究チームは、人工衛星のデータやスーパーコンピューター「地球シミュレーター」を用いて、湾流が米国東海岸沖の中緯度域の大気に及ぼす影響を解析。
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