名古屋市立大大学院医学研究科の博士学位の論文審査をめぐる汚職事件で、愛知県警捜査二課は十三日、口頭試問の内容を教えてもらうなどした見返りに、元教授伊藤誠被告(68)=収賄罪で公判中=に現金を渡したとして、贈賄容疑で医師十三人を書類送検した。
事件の同県警の捜査はこれで終結した。
調べでは、十三人は二〇〇五年三月に取得した博士学位の論文審査に絡み、事前に伊藤被告から口頭試問の内容を教えてもらうなどした見返りに、それぞれ二十万-三十万円を渡した疑い。
十三人は「内容を教えてもらったりして世話になったので現金を渡した」などと容疑を認めているという。
伊藤被告は昨年十二月に収賄容疑で逮捕され、十三人から計二百七十万円を受け取ったとして同罪で起訴された。
学位審査をめぐっては、横浜市大医学部で医学部長が大学院生らから現金を受け取っていたことが明らかになっている。
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