参院予算委員会は十三日午前、福田康夫首相と全閣僚が出席して二〇〇八年度予算案の基本的質疑を行い、審議入りした。首相は海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船の衝突事故について「いま原因を究明していて結果は出ていないが、自衛官の責任が極めて大きい。とんでもない事故を起こしてくれた」と、海自を痛烈に批判した。
同時に「自衛隊をどうすべきか十分考えなければならない。防衛省改革に関する有識者会議にこの問題を取り込んで議論してもらいたい」と述べ、事故の問題点を検証する必要性を指摘した。
冬柴鉄三国土交通相は、今後十年間に五十九兆円の道路整備費を盛り込んだ「道路整備中期計画」に関し「財政状況を勘案し絞りに絞った」と妥当性を強調した。
自民党の吉村剛太郎氏への答弁。
委員会に先立つ理事会で鴻池祥肇委員長(自民党)は、職権による四日連続の委員会設定や民主党批判発言に対する野党の謝罪要求について「不適切との指摘は重く受け止め、今後の委員会運営に生かしたい」と釈明した。
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