私は美術に詳しくない。まして評論家でもない。でも今回のニューヨーク滞在中に見た美術展で何が一番、印象的であったか? と聞かれれば迷うことなくグッゲンハイム美術館で07年3月まで開かれていた、「スペイン絵画、エル・グレコからピカソまで」を挙げる。展示の仕方によって同じ絵を集めてもこんなにインパクトが違うか、と感心した。 グッゲンハイムをご存知の方も多いだろう。駐車場ビルのような螺旋のスロープを6層までゆっくり登りながら両面の展示物を鑑賞する。いくつかの常設コーナーを除い...
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