【バンコク31日共同】ミャンマー軍事政権は31日までに、国家憲法起草委員会が今年2月に完成させた新憲法案を関係者に配布し始めた。昨年9月にまとめられた「新憲法の指針」と内容はほとんど変わっておらず、軍の権限維持を露骨に図る一方、自宅軟禁中の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんについては、国家元首となる大統領や、議会選挙への立候補を阻止する規定が盛り込まれた。
新憲法案は5月に実施される国民投票で賛否を問う。 配布された新憲法案は15章で194ページ。国家体制を「多民族の連邦国家で、規律ある真の複数政党制をとる」と規定する一方、反政府グループを支援したり、外国政府から支援を受けている組織は政党と認めないと指摘。スー・チーさんが書記長を務める最大野党、国民民主連盟(NLD)は、政党として公認されない可能性がある。
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