【ニューヨーク3日共同】ソフトウエア最大手、米マイクロソフト(MS)は3日、米インターネット検索大手のヤフーに対して申し入れていた買収提案を撤回すると発表した。MSは買収額を当初の総額446億ドル(約4兆7000億円)から約50億ドル(約5200億円)引き上げたが、ヤフーが拒否。大きな負担に加え、敵対的買収を強行すれば、ヤフーから人材流出が進み提携効果が得られないと判断、買収を断念した。
米ネット検索市場で3位のMSは、2位のヤフーを取り込むことでトップのグーグルを追撃する戦略だったが、見直しを余儀なくされた。今後、ヤフー買収に投下する予定だった資金を単独でネット関連事業に積極投資、他の企業との連携も模索しながら独自に事業拡大を推進する方針。
MSは2月初めにヤフーへの買収提案を発表したが、ヤフーが企業価値を過小評価しているとして拒否。今月2日までに1株当たり31ドルに2ドル上積みして大詰めの交渉を行っていたが、ヤフーは6ドルの上積みを求め、経営陣は過大な負担になるとして最終的に買収を断念した。
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