千葉県市原市の検査会社の保管庫で4月、放射性同位元素イリジウム192が容器ごと盗まれた事件で、県警は8日、窃盗容疑などで下請け会社の役員磯智則容疑者(40)=横浜市中区石川町=を逮捕した。
磯容疑者は「検査会社に恨みがあった。事件のニュースを見て(二重構造の)容器の処分に困り、2つに分解して横浜市の港と川にそれぞれ捨てた」と供述。県警は横浜市神奈川区の滝の川で内側部分とみられる棒状の金属製容器を発見した。
容器はヘドロに埋まって破損しておらず、内部にイリジウムとみられる長さ2ミリ、直径2ミリの金属棒が入っていた。文部科学省によると、放射線は水で遮へいされるため、被ばくの可能性は低く、河川の汚染もないという。
調べでは、磯容疑者は4月5日午前1時40分ごろ、「非破壊検査株式会社」東京事業本部京葉事業部の保管庫からイリジウム入り容器(約130万円相当)を盗んだ疑い。
※写真=千葉の放射性物質盗難事件で、容疑者の住むマンションに家宅捜索に入る千葉県警の捜査員ら=8日午前6時45分ごろ、横浜市中区石川町
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