民主党の小沢一郎代表は15日、記録不備で年金支給額が減額された上に後期高齢者医療制度(長寿医療制度)によって年金から保険料を天引きされている高齢者らと党本部で意見交換し、制度の廃止に全力を挙げる考えを強調した。
新医療制度について「一生懸命働いてきた高齢者を苦しめる政治は絶対許せない。廃止法案を参院に出す準備をしている」と指摘。「消えた年金」問題に関しては「国民生活に目を向けなくても自分たちの権力を継続していればいいという中で生まれた」と自民党の対応を批判した。
出席した神奈川県の女性(76)は、記録不備のため厚生年金8年分の支給を受けられず、昨年7月に総務省の年金記録確認第三者委員会に申し立てたものの回答がない状況を説明。「わずかな国民年金から新医療制度の保険料が天引きされた。ぜひ制度を廃止してほしい」と求めた。
東京都の男性(79)は、夫婦でこれまで年14万1200円だった保険料がことし4月から19万5100円に増額されたと窮状を訴えた。
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