全国の自殺者遺族の相互交流を目的に結成された民間団体「全国自死遺族連絡会」の初会合は17日午後、仙台市で引き続き開かれ、遺族支援の仕組みづくりや自殺が懸念される人に対するケアで適切な行政の対応を求める声が相次いだ。
この春、大学を卒業した岐阜市の杉山久美さん(41)は自殺者遺族への支援制度のあり方をテーマにした卒業論文を作成。「遺族支援の仕組みづくりが遺族抜きで進められている」と現状の問題点を指摘した。
警察官の夫を過労による自殺で亡くしたという長野県松本市の女性(44)は労災認定を受けるまでの困難を乗り越えた経験を語り、同じ悩みを抱える遺族を励ました。
そのほか、いじめ問題の深刻さや自殺につながるうつ病への対策のあり方についても、全国から集まった参加者から意見が相次いだ。
集会の終了後、連絡会の世話人を務める田中幸子さん(59)は「この会を受けて遺族同士のつながりをさらに広げていきたい」と話した。
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