暮らし・話題 川崎市市民ミュージアム(同市中原区)の会館二十周年記念巡回展「川崎ぐるっと博物館」の第一弾となる川崎会場展が、JR川崎駅東口のアートガーデンかわさき(タワー・リバーク三階)で開かれている。同ミュージアム収蔵品のうち、川崎区にちなむ古墳時代から昭和四十年代ごろまでの史料約八十点が並ぶ。二十五日まで(十九日は休み)、入場無料。
東海道川崎宿の絵図をはじめ、戦後まで臨海部の基幹産業だったノリ養殖の道具、塩浜地区の製塩用具など、地元の人が親しみやすい史料が目を引く。その一方で、古墳時代の土器や鎌倉時代ごろの板碑も存在感を示している。
土器は川崎商工会議所や市役所第二庁舎の建設時に出土したという。摩耗が少なく、四~六世紀ごろには付近で人々が生活していたことをうかがわせる。終戦直後から川崎駅近くに暮らしているという男性(66)は「大師河原のノリ養殖は知っていたが、土器や板碑が発掘されていたとは」と驚いていた。
十八日午後二時から、地域史研究家の長島保さんが解説する。川崎区の市教育文化会館、定員百人。
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