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 南アフリカのカフェで、赤い色の“コーヒー”がじわりと人気を集めている。日本でも健康茶として知られる南ア原産のルイボスが原料。抗酸化物質が多い上にカフェインを含まない点を売り物にして米国や北欧などにも輸出されている。

 ルイボスは、世界でも南アのケープタウン近くにしか自生していないとされるマメ科の植物。現地の言葉で「赤い低木」を意味し、乾燥葉は赤褐色でミネラルが豊富な「ルイボスティー」として一般に飲用されている。

 発案したのは南アでオリーブ農場を営むカール・プレトリアスさん。大のコーヒー好きだが「カフェインの取り過ぎは体に毒」と懸念し、ルイボスの葉をコーヒーの代わりに使ってみたのがきっかけという。

 粉にした葉を高圧蒸気で入れるため、成分がより濃く抽出される。2005年に「レッドエスプレッソ」として商品化し、うたい文句は「抗酸化物質が緑茶の5倍」。徐々にカフェで人気が浸透し、1杯8・5ランド(約120円)で07年には前年の2倍の200万杯以上が飲まれた。

(ヨハネスブルク共同)

※写真=ヨハネスブルクのカフェで、赤い“コーヒー”、「レッドエスプレッソ」を運ぶ店員(共同)

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