国内最大規模の生協「コープこうべ」(神戸市)と大阪府北部で活動する「大阪北生協」(大阪府豊中市)が、合併に向けた協議を始めることが、17日分かった。経営の効率化とサービスの向上を進め、新規組合員を増やすのが狙い。都道府県境を越えた生協の合併が実現すれば、全国で初のケースとなる。
両生協の合併には数年かかる見通し。組合員数150万人、年間売上高3000億円を上回る広域生協が誕生する。
昨年5月の法改正で、生協に県境をまたぐ広域事業が解禁された。これを受け両生協は今年4月、組合員らに地区別総代会議で合併案について説明した。5月末と6月にそれぞれ開く通常総代会で関連議案を提出、了承後に具体的な合併協議に入る。
コープこうべと大阪北生協は、1967年に事業提携。既に仕入れや物流を共同化しているほか、職員の人事や給与体系も同一システムに統合しているという。
大阪北生協の関係者は合併について「長く提携を続けた背景もあり、法改正で実現に向けた環境が整った」と説明した。
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